セキュリティ重視のAI文字起こしツール比較
【2026年3月22日更新】

このページでわかること

3行結論

  1. **最高水準のセキュリティ認証が必要な場合**は、Nottaが ISO27001・SOC2 Type II・HIPAA・GDPRをすべて取得しており最も安心
  2. **日本国内のISO認証を重視する場合**は、Rimo VoiceがISO27001・ISO27017を取得し国内サーバー保存で選びやすい
  3. **法人向け見積もりで個別対応が必要な場合**は、Otolioが法人特化の設計で要件に応じたセキュリティ対応を相談できる

AI文字起こしツールの導入を検討する際、医療・法務・金融・官公庁など機密情報を日常的に扱う業種では、ツールの精度や使いやすさだけでなく「どのセキュリティ認証を取得しているか」「音声データがどこに保存されどのように管理されるか」が導入判断の最重要ポイントになります。このページでは公式サイトの情報をもとに、セキュリティ認証・データ保存・暗号化・ログ管理の観点から主要なAI文字起こしツールを比較します。

最終更新日: 2026-03-22 / データ取得日: 2026-03-22 / 参照情報源: 各ツール公式サイト / 注記: 本ページは公開情報をもとに作成しています。実体験に基づく評価ではありません。

この条件で重視すべきポイント

1. セキュリティ認証の種類と範囲 ISO27001(情報セキュリティ管理)・SOC2 Type II(運用実績の第三者検証)・HIPAA(医療情報保護)・GDPRなど、取得している認証の種類と適用範囲を確認します。認証の「有無」だけでなく「どのサービス範囲に適用されているか」が重要です。

2. データの保存場所(国内 vs 海外) 音声データ・テキストデータがどの国のサーバーに保存されるかは、金融・医療・官公庁での利用において社内規定や業界規制に影響します。公式サイトやプライバシーポリシーで保存場所を事前に確認してください。

3. データ暗号化・通信暗号化の仕様 転送時の暗号化(TLS)と保存時の暗号化(AES-256等)の両方が実施されているかを確認します。特に音声ファイルのアップロード時・保存時の暗号化は機密情報を扱う場合の必須要件です。

4. データ削除・非学習ポリシー アカウント削除後のデータ消去タイミング・音声データがAI学習に使用されるかどうかを確認します。「非学習」を明示しているツールは機密情報管理の観点から安心度が高まります。

比較表

セキュリティ認証でのAI文字起こしツール比較(2026年3月時点)
ツール名 ISO27001 SOC2 Type II HIPAA GDPR AI非学習 最安料金
NottaのロゴNotta あり あり あり あり 要確認 ¥1,185/月〜(年払い)
Rimo VoiceのロゴRimo Voice あり なし(公式未記載) なし(公式未記載) 要確認 要確認 ¥1,650/月〜
OtolioのロゴOtolio 要確認 要確認 要確認 要確認 要確認 ¥10,000/月〜(見積)
Fireflies.aiのロゴFireflies.ai 要確認 要確認 あり(Enterprise) 要確認 要確認 無料〜
文字起こしさんのロゴ文字起こしさん 要確認 なし(公式未記載) なし(公式未記載) 要確認 全プラン非学習 ¥1,100/月〜
Otter.aiのロゴOtter.ai 要確認 要確認 要確認 要確認 要確認 無料〜
torunoのロゴtoruno 要確認 なし(公式未記載) なし(公式未記載) 要確認 要確認 ¥1,650/月〜
tl;dvのロゴtl;dv 要確認 要確認 なし(公式未記載) 要確認 要確認 無料〜
FathomのロゴFathom 要確認 要確認 なし(公式未記載) 要確認 要確認 無料〜
RecCloudのロゴRecCloud 要確認 なし(公式未記載) なし(公式未記載) 要確認 要確認 無料〜
TexterのロゴTexter 要確認 なし(公式未記載) なし(公式未記載) 要確認 要確認 無料〜

評価基準

本比較表は各ツールの公式サイト・プライバシーポリシー・セキュリティページに公開されている情報(2026年3月22日時点)をもとに作成しています。「要確認」は公式サイトに明示的な記載が見当たらなかった項目です。認証の取得有無は変更される場合があるため、導入前に必ず公式サイトおよびサポートへ最新情報をご確認ください。

条件別のおすすめ順

1位: Notta

公式サイトによると、NottaはISO27001・SOC2 Type II・HIPAA・GDPRの4認証を取得しており、主要AIツールの中で最も多くの国際セキュリティ認証を公開しています。医療・金融・法務など高セキュリティが求められる業種での導入実績も報告されており、複数の認証取得を条件とする組織には最有力候補です。Businessプラン以上ではSSO・管理者ダッシュボードも利用可能です。

2位: Rimo Voice

公式サイトによると、Rimo VoiceはISO27001とISO27017(クラウドセキュリティ)を取得し、日本国内のサーバーにデータを保存しています。SOC2 Type IIやHIPAAの記載は公式サイト上では確認できませんが、国内サーバーへの保存と国際規格ISO27001の組み合わせは、日本企業が社内規定を満たすうえで重要な要件を満たしています。日本語特化の精度の高さと合わせ、国内企業に向いています。

3位: Otolio

公式サイトによると、Otolioは法人向けに特化したAI文字起こし・議事録サービスで、個別見積もり制を採用しています。セキュリティ認証の詳細は公式サイトでは確認できませんが、法人向け設計であることから、導入前の要件ヒアリングや個別のセキュリティ対応を相談できる点が他のSaaS型ツールと異なる強みです。大企業・官公庁での個別対応が必要なケースで検討の余地があります。

参考: 文字起こしさん(AI非学習を重視する場合)

公式サイトによると、文字起こしさんは全プランでAI学習に音声・テキストデータを使用しない設計としている点が明示されています。ISO等の認証取得は公式サイトで確認できませんが、「データが学習に使われない」ことを最優先とする場合に参考にできます。

各ツールの向き不向き

Notta

Rimo Voice

Otolio

文字起こしさん

Fireflies.ai

3行結論

  1. 最高水準のセキュリティ認証が必要な場合は、NottaがISO27001・SOC2 Type II・HIPAA・GDPRをすべて取得しており最も安心
  2. 日本国内のISO認証を重視する場合は、Rimo VoiceがISO27001・ISO27017を取得し国内サーバー保存で選びやすい
  3. 法人向け見積もりで個別対応が必要な場合は、Otolioが法人特化の設計で要件に応じたセキュリティ対応を相談できる

よくある質問(FAQ)

Q. ISO27001とSOC2 Type IIはどう違うのですか? ISO27001は国際標準の情報セキュリティ管理規格で、組織のセキュリティマネジメント体制が認証されます。SOC2 Type IIはアメリカの会計基準に基づく監査報告書で、一定期間にわたるセキュリティ運用実績が第三者機関により検証されます。海外ベンダーを選ぶ際はSOC2 Type II、国内標準を重視する場合はISO27001の取得有無を確認することをおすすめします。

Q. HIPAAとは何ですか?医療機関以外でも関係しますか? HIPAAはアメリカの医療情報保護法です。日本の医療機関が直接適用されるわけではありませんが、HIPAA対応のツールは患者情報・個人の医療データを安全に扱う設計になっているため、医療・介護・製薬分野で高いセキュリティ基準の目安として参照されています。

Q. データが海外サーバーに保存されるのは問題ですか? 金融・医療・官公庁など規制の厳しい業種では、データの国外持ち出しが社内規定や業界規制で制限されているケースがあります。公式サイトによるとNottaは日本語版の場合アジア圏のサーバーを利用しており、Rimo Voiceは日本国内のサーバーに保存しているとされています。契約前に利用規約・プライバシーポリシーで保存場所を必ず確認してください。

Q. 音声データはいつ削除されますか? ツールにより異なります。公式サイトによると文字起こしさんは全プランでAI学習に使用しない設計としており、Nottaはアカウント削除後に一定期間でデータ消去されるとしています。詳細はツールごとの公式プライバシーポリシーを確認し、不明な場合はサポートへ問い合わせることをおすすめします。

Q. 無料プランでもセキュリティは保証されますか? セキュリティ認証(ISO27001等)はサービス全体のインフラに対して付与されるため、無料プランでも同じサーバー上で動作していれば一定のセキュリティ基準が適用されます。ただしデータ保持期間・ログ管理・管理者向け機能(ユーザー一括管理など)は有料プラン限定であることが多く、業務利用では有料プランの検討をおすすめします。

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