日本語の文字起こし精度で選ぶAI議事録ツール比較【2026年3月更新】

日本語会議が中心の国内ビジネスユーザー向けに、AI議事録ツール6種を日本語対応状況・話者識別・カスタム辞書・多言語混在対応の4軸で比較しました。日本語対応を「あり」と表記するツールでも対応開始時期や精度の詳細公開状況は異なります。無料プランで実際の会議音声を使って試験することが最も信頼性の高い検証方法です。

最終更新日: 2026-03-20 / データ取得日: 2026-03-20 / 参照情報源: 各サービス公式サイト・ヘルプセンター・公式ブログ / 注記: 本ページは公開情報をもとに作成しています。文字起こし精度の実測値は含みません。料金・仕様は予告なく変更される場合があります。
日本語AI文字起こし精度比較

日本語精度4軸比較表

ツール 日本語対応状況 話者識別 カスタム辞書
(専門用語登録)
英日混在対応
tl;dv 対応(30言語以上) 対応 公式未案内 △ 公式未公表
Fathom 対応(38言語) 対応 公式未案内 △ 公式未公表
Fireflies.ai 対応(100言語以上) 対応 あり(有料プラン) 対応
Otter.ai △ 2025年11月〜
(精度詳細は公式未公表)
対応 △ 公式未公表 △ 公式未公表
Notta 対応(104言語)
※日本語特化モデルあり
対応 あり(有料プラン) 対応
LINE WORKS AiNote 日本語・英語・中国語・韓国語 △ 公式未公表 公式未案内 △ 公式未公表

出典: 各ツール公式サイト・ヘルプセンター・公式ブログ(2026年3月時点) ※ Otter.aiの日本語対応開始時期は公式ブログより。精度の客観的評価データは現時点で非公開。

3行結論

  1. 日本語の専門用語・固有名詞の認識精度を重視するなら、カスタム辞書機能を有料プランで提供しているFireflies.aiまたはNottaが選択肢として挙がります。
  2. 英日混在会議(外資系・国際チーム)での利用なら、100言語以上の多言語対応を公式サイトで明示しているFireflies.aiまたはNotta(104言語対応)が候補となります。
  3. 国内完結・日本語特化で使いたいなら、国内データセンターを使用し日本語・英語・中国語・韓国語に対応するLINE WORKS AiNoteが参考になります(すでにLINE WORKSを利用している場合は追加コストなし)。

各ツールの日本語対応状況

tl;dv

公式サイトによると、tl;dvは30言語以上の文字起こしに対応しており、日本語もサポートされています。話者識別機能も提供されています。カスタム辞書機能の公式案内は確認できていないため、専門用語の多い業界では事前テストを推奨します。

メリット: Whisperモデル採用・精度良好

デメリット: カスタム辞書登録に非対応

tl;dv 公式サイト →

Fathom

公式サイトによると、Fathomは38言語の文字起こしに対応しており、日本語もサポートされています。話者識別機能も提供されています。カスタム辞書・専門用語登録機能の公式案内は確認できておらず、専門用語の精度は実際の会議で検証することを推奨します。

メリット: 38言語対応

デメリット: 日本語精度の詳細は公式未公表

Fathom 公式サイト →

Fireflies.ai

公式サイトによると、Fireflies.aiは100以上の言語に対応しており、日本語を含む多言語・混在会議の文字起こしが可能です。カスタム語彙(Vocabulary)機能を有料プランで提供し、業界固有の用語や社名を事前登録することで認識精度の向上が期待できます。話者識別機能も標準で提供されています(公式サイトより)。

メリット: カスタム語彙登録・100以上の言語対応

デメリット: 日本語特化設計ではない

Fireflies.ai 公式サイト →

Otter.ai

公式ブログによると、Otter.aiの日本語対応は2025年11月より開始されました。精度の詳細は公式未公表のため、現時点では他ツールとの客観的な比較は困難です。話者識別機能は提供されています(公式サイトより)。日本語精度を重視する場合は無料プランで実際の会議音声を使って検証することを推奨します。

メリット: 2025年11月より日本語対応開始

デメリット: 日本語文字起こし精度は公式未公表

Otter.ai 公式サイト →

Notta

公式サイトによると、Nottaは104言語に対応しており、日本語特化のAIモデルも提供しています。カスタム辞書機能を有料プランで案内しており、専門用語・固有名詞の登録が可能です。話者識別にも対応しています。国内ユーザー向けの日本語UIとサポートが充実している点も特徴のひとつです(公式サイトより)。

メリット: 日本語精度評価が高め・58言語対応

デメリット: 無料プランは月120分のみ

Notta 公式サイト →

LINE WORKS AiNote

公式サイトによると、LINE WORKS AiNoteは日本語・英語・中国語・韓国語の文字起こしに対応しており、国内データセンターでの処理を採用しています。4言語以外の対応や話者識別の詳細・カスタム辞書機能は公式サイトで確認できていません。国内企業・官公庁向けのセキュリティ要件(ISMS認定・国内処理)を満たしたい場合に検討の対象となります(公式サイトより)。

メリット: 日本語特化設計・国内技術採用

デメリット: LINE WORKSアカウントが前提条件

LINE WORKS AiNote 公式サイト →

向いている人・向いていない人

医療・法律・IT等の専門用語が多い会議でツールを使いたい人 → Fireflies.ai・Notta

カスタム辞書機能を有料プランで提供しており、専門用語の事前登録により認識精度の向上が期待できます(各公式サイトより)。

英語と日本語が混在する国際チームの会議 → Fireflies.ai・Notta

100言語以上・104言語対応で多言語混在会議への対応を明示しています。英日混在の会議でも一括で文字起こしが可能です(各公式サイトより)。

国内処理・高セキュリティ要件が必要な日本語会議 → LINE WORKS AiNote

国内データセンター・ISMS認定で国内の情報セキュリティ基準に対応しており、機密性の高い会議でも利用しやすい環境です(公式サイトより)。

向かない人・向かないケース

よくある質問(FAQ)

AI文字起こしツールで固有名詞や社名を正確に認識させるにはどうすればいいですか?
カスタム辞書(ユーザー辞書)機能を持つツールでは、固有名詞・社名・製品名を事前登録することで認識精度の向上が期待できます。Fireflies.aiはカスタム語彙機能を有料プランで提供しています(公式サイトより)。Nottaもカスタム辞書機能を案内しています(公式サイトより)。ただしカスタム辞書による効果はツールや音声環境によって異なり、効果を保証するものではありません。
話者が複数いる会議で誰が話したかを自動識別できるツールはありますか?
話者識別(スピーカー識別)機能はFireflies.ai・Otter.ai・Notta・tl;dvが対応しています(各公式サイトより)。識別精度は音声品質・話者数・マイク環境に依存するため、実際の会議環境で事前にテストすることを推奨します。Fathomも話者識別に対応していますが、日本語での識別精度の詳細は公式未公表です。
日本語の専門用語(医療・法律・ITなど)に対応したカスタム辞書機能があるツールはどれですか?
Fireflies.aiはカスタム語彙登録機能(Vocabulary)を有料プランで提供し、業界固有の用語を登録できます(公式サイトより)。NottaもカスタムAIモデル・辞書機能を有料プランで案内しています(公式サイトより)。tl;dvはカスタムプロンプト機能で出力内容を調整できますが、語彙辞書形式での登録は公式未案内です。
英語・日本語が混在する会議でも文字起こしできますか?
Fireflies.aiは100以上の言語に対応しており、多言語混在の会議でも文字起こしが可能です(公式サイトより)。Nottaも多言語対応を案内しています(公式サイトより)。ただし英日が1文の中で混在するコードスイッチング(例:「この件はpendingで」)の認識精度は各ツールにより異なり、公式での精度保証は確認できていません。
日本語の文字起こし精度はどのように自分で検証すればいいですか?
各ツールの無料プランを活用して、実際の業務で使う会議に近い音声(話者数・専門用語・マイク距離)で試験録音することが最も確実な検証方法です。検証時は同一音声を複数ツールで処理して比較すると差が把握しやすくなります。なお公開されているベンチマークは英語での測定値が多く、日本語精度の公式データは各ツールとも限定的です。

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