Google Meetの文字起こし・議事録ツール比較【2026年3月更新】
Google Workspaceを利用するビジネスパーソン・チーム向けに、AI議事録ツール5種をMeet連携方式・Google Drive保存・Googleカレンダー連携の観点で比較しました。Google Meetには内蔵の文字起こし機能もありますが、日本語対応・AI要約・他ツール連携の充実度ではサードパーティ製ツールに優位性があります。
Google Meet連携4軸比較表
| ツール | Meet連携方式 | Googleカレンダー 自動参加 |
Google Drive / Docs保存 |
Google Workspace Marketplace |
|---|---|---|---|---|
| tl;dv | Chrome拡張 | 対応 | △ カレンダー連携のみ | あり |
| Fathom | デスクトップアプリ | 対応 | Google Docs出力対応 | 公式未案内 |
| Fireflies.ai | AIボット参加 | 対応 | Google Drive連携 | あり |
| Otter.ai | Chrome拡張 + AIボット | 対応 | △ 連携設定による | あり |
| Notta | AIボット参加 | 対応 | △ エクスポート経由 | あり |
出典: 各ツール公式サイト・ヘルプセンター・Google Workspace Marketplace(2026年3月時点) ※ LINE WORKS AiNoteはGoogle Meetへのリアルタイム自動参加機能が無料プランで非対応のため本比較から除外(公式サイトより)。
3行結論
- Google Docsに会議まとめを直接出力したいなら、Google Docs書き出しに対応しているFathomが選択肢として挙がります。無料プランで録音時間が無制限で実用性も高いです。
- Google Workspace Marketplaceから組織導入したいIT担当者なら、Marketplaceに登録しているtl;dv・Fireflies.ai・Otter.ai・Nottaが候補となります。
- Googleカレンダーで会議を自動検出して手放しで文字起こしを始めたいなら、5ツールすべてがGoogleカレンダー連携に対応しており、どのツールでも自動開始が設定できます。
各ツールのGoogle Meet連携の特徴
tl;dv
公式サイトによると、tl;dvはChrome拡張機能でGoogle Meetに連携し、リアルタイム文字起こしを行います。Googleカレンダーとの連携でスケジュール済みのMeetを自動検出し、会議ページへのリンクをカレンダーに自動追記します。Google Workspace Marketplaceでの公開が案内されており、組織アカウントへのインストールも可能です(公式サイトより)。
メリット: Chrome拡張でMeet録音・ボット不要
デメリット: スマホ・Androidアプリ非対応
Fathom
公式サイトによると、FathomはデスクトップアプリでGoogle Meetに対応し、Googleカレンダーと連携して会議を自動検出します。会議終了後に要約をGoogle Docsへ書き出す機能があり、Google Workspaceユーザーのドキュメント管理フローに組み込みやすい設計です。SOC2 Type II取得でセキュリティ面も確認できます(公式サイトより)。
メリット: Drive保存対応・高セキュリティ
デメリット: AI要約は月5回まで(無料)
Fireflies.ai
公式サイトによると、Fireflies.aiはAIボットがGoogle Meetに参加し、文字起こしと要約を生成します。Google Drive連携でトランスクリプトをDriveへ保存する設定が可能です。Google Workspace Marketplaceへの掲載が案内されており、ワークスペース単位での組織導入に対応しています(公式サイトより)。
メリット: Gカレンダー連携・自動ボット参加
デメリット: ボット参加が参加者に見える
Otter.ai
公式サイトによると、Otter.aiはChrome拡張とAIボット(OtterPilot)の両方式でGoogle Meetに対応しています。Googleカレンダーと連携し、スケジュール済み会議に自動でOtterPilotを送信できます。Google Workspace Marketplaceでの公開も案内されています(公式サイトより)。なお日本語対応は2025年11月より開始されており、精度の詳細は公式未公表です(公式ブログより)。
メリット: Meet公式連携・リアルタイム文字起こし
デメリット: 月300分・1回30分の無料制限
Notta
公式サイトによると、NottaはAIボット方式でGoogle Meetに参加し、文字起こしと要約を生成します。Googleカレンダー連携で会議を自動検出できます。トランスクリプトはTXT・PDF・DOCX・SRT形式でエクスポートしてDriveに保存する形式が中心です。Google Workspace Marketplaceへの掲載が案内されています(公式サイトより)。
メリット: Google Workspace Marketplace掲載
デメリット: 無料プランは1回3分の制限
向いている人・向いていない人
Google Docsを中心にドキュメント管理しているチーム → Fathom
Fathomは会議要約をGoogle Docs形式で出力できるため、既存のGoogleドキュメント管理フローに組み込みやすいです(公式サイトより)。
Google Workspace Marketplaceで組織一括導入したいIT管理者 → Fireflies.ai・Otter.ai・Notta
3ツールともGoogle Workspace Marketplaceへの掲載が案内されており、組織アカウントへの一括インストールや管理がしやすい環境です(各公式サイトより)。
Googleカレンダーで全会議を一元管理し手放しで文字起こしを始めたいユーザー → 全5ツール対応
掲載5ツールすべてがGoogleカレンダー連携に対応しています。設定後はカレンダー登録済みの会議を自動検出して文字起こしが開始されます(各公式サイトより)。
向かない人・向かないケース
- Google Meet内蔵文字起こしで日本語を高精度に使いたい場合 — Google Meet内蔵機能の日本語対応は現時点で限定的です。日本語品質を重視する場合はサードパーティツールの活用が現実的です。
- Google Drive以外のストレージ(OneDrive・Box等)への自動保存を前提にする場合 — Google Drive連携を中心に設計されているツールが多いため、他のクラウドストレージへの自動保存は別途エクスポート操作が必要になる場合があります。
- Google Meetの大規模ウェビナー(100人超)での利用 — 大人数のウェビナー形式での文字起こし精度や安定性は各ツールの公式サポートで確認することを推奨します。