Zoom会議の議事録を自動で作りたい人向けAIツール比較【2026年3月更新】

Zoomを主に使うビジネスパーソン向けに、AI議事録ツール5種をZoom連携方式・自動参加・録画不要度・リアルタイム文字起こしの4軸で比較しました。「ボット参加型」と「拡張機能型」では会議相手への見え方が異なるため、クライアント会議での利用前に連携方式の違いを把握することが重要です。

最終更新日: 2026-03-20 / データ取得日: 2026-03-20 / 参照情報源: 各サービス公式サイト・ヘルプセンター・Zoom App Marketplace / 注記: 本ページは公開情報をもとに作成しています。実体験に基づく評価ではありません。料金・仕様は予告なく変更される場合があります。
Zoom会議AI議事録ツール比較

Zoom連携4軸比較表

ツール Zoom連携方式 カレンダー連携
自動参加
録画不要
(リアルタイム)
文字起こし
開始タイミング
tl;dv Chrome拡張 / デスクトップアプリ Googleカレンダー連携 録画不要 会議開始と同時に自動
Fathom デスクトップアプリ Googleカレンダー連携 録画不要 会議開始と同時に自動
Fireflies.ai AIボット(会議に参加) Google / Outlook連携 録画不要 ボット入室後に自動開始
Otter.ai Chrome拡張 + AIボット Google / Outlook連携 録画不要 会議開始と同時に自動
Notta AIボット / Zoom App Google / Outlook連携 録画不要 ボット入室後に自動開始

出典: 各ツール公式サイト・ヘルプセンター(2026年3月時点) ※ LINE WORKS AiNoteはZoomへのリアルタイム自動参加機能が無料プランで非対応のため本比較から除外しています(公式サイトより)。

3行結論

  1. 会議相手にボットを見せたくない場合は、拡張機能型のtl;dvまたはFathomが選択肢となります。参加者リストにボットアカウントが表示されないため、クライアント会議でも自然に利用できます。
  2. Outlookカレンダーを使っているWindows環境のビジネスパーソンなら、Outlook連携に対応しているFireflies.ai・Otter.ai・Nottaが候補として挙がります。
  3. ZoomのApp Marketplaceから導入したい場合は、マーケットプレイスへの対応が公式案内されているNottaまたはFireflies.aiが参考になります。

各ツールのZoom連携の特徴

tl;dv

公式サイトによると、tl;dvはChrome拡張機能またはデスクトップアプリをインストールすることで、Zoom会議中にリアルタイムで文字起こしを行います。参加者リストにボットが追加されないため、会議相手への影響が最小限です。Googleカレンダーと連携してスケジュール済みの会議を自動で検出し、開始時に自動録音を開始できます(公式サイトより)。

メリット: 拡張機能連携でボット参加なし

デメリット: スマホアプリ非対応

tl;dv 公式サイト →

Fathom

公式サイトによると、FathomはMac/Windows向けデスクトップアプリがZoomと連動し、会議開始と同時に自動でリアルタイム文字起こしを開始します。Chrome拡張不要でデスクトップアプリのみで動作します。Googleカレンダーと連携し、会議終了直後に要約をSlackやメールへ自動送信できます(公式サイトより)。

メリット: ボット非表示・SOC2取得

デメリット: AI要約は月5回まで(無料)

Fathom 公式サイト →

Fireflies.ai

公式サイトによると、Fireflies.aiはAIボット(Fred)がZoom会議に参加者として入室する形式です。GoogleカレンダーまたはOutlookと連携してスケジュール済み会議を自動検出し、ボットを自動送信できます。ボット参加型のため参加者リストにFreddyのアカウントが表示されます。会議後にZoom・Slack・CRMへの要約送信が可能です(公式サイトより)。

メリット: Zoomカレンダーから自動参加

デメリット: ボット参加のため参加者に表示される

Fireflies.ai 公式サイト →

Otter.ai

公式サイトによると、Otter.aiはChrome拡張とAIボットの両方式に対応しています。GoogleカレンダーおよびOutlookと連携し、OtterPilotが会議に自動参加して文字起こしとリアルタイム要約を生成します。会議中にリアルタイムで要約が更新される機能はOtter.ai独自の特徴のひとつです(公式サイトより)。なお日本語対応は2025年11月より開始されており、精度の詳細は公式未公表です(公式ブログより)。

メリット: Zoom公式パートナー・リアルタイム

デメリット: 月300分・1回30分の無料制限

Otter.ai 公式サイト →

Notta

公式サイトによると、NottaはZoom App Marketplaceへの対応を案内しており、ZoomとのネイティブなApp連携が可能です。GoogleカレンダーおよびOutlookとの連携にも対応しています。AIボット方式で会議に参加し、文字起こしと要約を生成します。エクスポート形式がTXT・PDF・DOCX・SRTと多様な点もZoom会議後の資料作成に活用できます(公式サイトより)。

メリット: Zoom Marketplace登録・多言語対応

デメリット: 無料プランは1回3分の制限

Notta 公式サイト →

向いている人・向いていない人

ボット不使用でZoom会議を文字起こししたい人 → tl;dv・Fathom

tl;dvとFathomはChrome拡張またはデスクトップアプリ方式のため、参加者リストにボットが表示されません。クライアント向け会議や対外的な会議でツールの存在を目立たせたくない場合に向いています。

OutlookカレンダーでZoom会議を管理しているWindowsユーザー → Fireflies.ai・Otter.ai・Notta

Outlook連携に対応しているFireflies.ai・Otter.ai・Nottaは、Outlookで管理するZoomスケジュールから自動でボットを送信できます(各公式サイトより)。

Zoom App Marketplaceから手軽に導入したいIT管理者 → Notta・Fireflies.ai

NottaとFireflies.aiはZoom App Marketplaceへの対応を公式に案内しており、組織的な導入・管理がしやすい環境です(各公式サイトより)。

向かない人・向かないケース

よくある質問(FAQ)

ZoomにAI議事録ツールのボットを参加させると、会議相手に通知は届きますか?
AIボット(Fireflies.ai・Otter.ai・Notta等)がZoom会議に参加する際、参加者リストにボットのアカウント名が表示されます。会議主催者や参加者に「録音・文字起こし中」であることは事実上通知される形になります。事前にクライアントや参加者へ議事録ツールを使用する旨を伝えることを推奨します(各公式サイト・利用規約より)。
Zoomの録画機能(レコーディング)なしで文字起こしができるツールはありますか?
tl;dv・Fathom・Otter.aiはZoomへのChrome拡張またはデスクトップアプリ連携により、Zoomのレコーディング機能を使わずにリアルタイムで文字起こしを行います(各公式サイトより)。Fireflies.aiはAIボットが参加する形式で、こちらもZoomの録画とは独立して動作します(公式サイトより)。
ZoomのBreakout Room(ブレイクアウトルーム)内でも文字起こしできますか?
ブレイクアウトルームの文字起こし対応は各ツールによって異なります。tl;dvの公式FAQによると、ブレイクアウトルームでの文字起こしは現時点で非対応または制限がある旨が記載されています。他のツールも同様の制限がある可能性があるため、各ツールの公式サポートページで最新の対応状況を確認することを推奨します。
ZoomとGoogle Meet・Microsoft Teamsを同時に使う場合、1つのツールで全プラットフォームに対応できますか?
tl;dv・Fathom・Fireflies.ai・Otter.ai・NottaはいずれもZoom・Google Meet・Microsoft Teamsの複数プラットフォームに対応しています(各公式サイトより)。会議ツールを複数使う環境でも、1つのAI議事録ツールで一元管理できます。
Zoom App Marketplaceから直接インストールできるAI議事録ツールはありますか?
NottaはZoom App Marketplaceにアプリが公開されており、Zoomのマーケットプレイスから直接連携できます(公式サイトより)。Fireflies.aiもZoom App Marketplaceへの対応を公式サイトで案内しています。tl;dv・Fathom・Otter.aiはChrome拡張またはデスクトップアプリ経由での連携が主な方式です(各公式サイトより)。

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