会議の要約・アクションアイテム抽出に強いAIツール比較【2026年3月更新】
会議後のタスク管理を効率化したいビジネスパーソン向けに、AI議事録ツール5種をAI要約の種類・アクションアイテム自動抽出・タスクツール連携・要約カスタマイズの4軸で比較しました。アクションアイテムの自動抽出精度はすべてのツールで公式保証値が公開されていないため、実際の会議で検証したうえで運用に組み込むことを推奨します。
要約・アクション抽出4軸比較表
| ツール | AI要約の種類 | アクションアイテム 自動抽出 |
タスクツール連携 | 要約カスタマイズ |
|---|---|---|---|---|
| tl;dv | トピック別・ハイライト | あり(AIプロンプト設定) | Slack・HubSpot・Salesforce | カスタムAIプロンプト |
| Fathom | テンプレート選択式 (無料はChronologicalのみ) |
あり(Action Items項目) | Slack・Notion・HubSpot | △ テンプレート選択式(有料で追加) |
| Fireflies.ai | Chapters / Action Items / Summary | あり(Action Items自動生成) | Asana・Notion・Linear・Monday等 | カスタムAIノートブック |
| Otter.ai | リアルタイム要約 | あり(リアルタイム識別) | Slack・HubSpot・Salesforce | △ 公式未詳細 |
| Notta | 箇条書き・段落要約 | △ 有料プランで強化 | Slack・Notion・Zapier | △ 有料プランで追加テンプレート |
出典: 各ツール公式サイト・インテグレーションページ(2026年3月時点) ※ LINE WORKS AiNoteはAI要約機能が有料プランのみのため本比較から除外(公式サイトより)。
3行結論
- アクションアイテムを複数のタスクツール(Asana・Notion・Linear等)に連携したいなら、インテグレーション数が最多クラスのFireflies.aiが選択肢として挙がります。有料Proプランで連携が有効になります。
- 会議中にリアルタイムで要約を確認したいなら、Otter.ai(OtterPilotがリアルタイム要約を生成)またはtl;dv(リアルタイム文字起こし表示)が候補となります。
- 要約フォーマットをチームのルールに合わせてカスタマイズしたいなら、カスタムAIプロンプトに対応しているtl;dvまたはFireflies.aiのAIノートブック機能が参考になります。
各ツールの要約・アクション抽出の特徴
tl;dv
公式サイトによると、tl;dvはAIプロンプト機能で要約の出力フォーマットをカスタマイズできます。アクションアイテムの抽出テンプレートを事前設定することで、会議後に自動でアクションリストを生成できます。Slack・HubSpot・Salesforceへの連携に対応しており、営業チームのCRMワークフローへの組み込みに活用されています(公式サイトより)。
メリット: カスタムテンプレート・過去会議検索
デメリット: アクション連携ツールは有料
Fathom
公式サイトによると、FathomはAction Items・Chronological・Bullet Summary等のテンプレートを選択できます(無料プランはChronologicalのみ)。アクションアイテムも会議後の要約に自動で含まれます。Slack・Notion・HubSpotへの連携が可能です。カスタムプロンプトでの出力調整は有料プランで提供されています(公式サイトより)。
メリット: カスタムレポート・議事録テンプレート
デメリット: 無料はテンプレート1種のみ
Fireflies.ai
公式サイトによると、Fireflies.aiはChapters(トピック別要約)・Action Items・全体サマリーを自動生成します。カスタムAIノートブックで出力形式を調整でき、決定事項・課題・ネクストアクションなどの分類出力が可能です。Asana・Notion・Linear・Monday.comなど多数のタスクツールへの連携を有料プランで提供しており、タスク管理ワークフローへの統合に向いています(公式サイトより)。
メリット: アクション自動抽出・Asana/Jira連携
デメリット: 無料はAIクレジット月20回
Otter.ai
公式サイトによると、Otter.aiのOtterPilotは会議中にリアルタイムで要約を生成し、アクションアイテムを会議進行中に識別します。会議終了後まで待たずにリアルタイムで内容確認できる点が特徴のひとつです。Slack・HubSpot・Salesforceへの連携に対応しています(公式サイトより)。なお日本語対応は2025年11月より開始されており、日本語でのアクション抽出精度の詳細は公式未公表です(公式ブログより)。
メリット: リアルタイム要約・Slack出力
デメリット: アクション自動抽出は有料プランのみ
Notta
公式サイトによると、Nottaは箇条書き・段落形式でのAI要約を提供しており、有料プランで追加テンプレートが利用できます。Slack・Notion・Zapier経由での連携が可能です。アクションアイテムの明示的な自動抽出は有料プランでの強化が公式サイトで案内されています(公式サイトより)。
メリット: 複数の要約スタイルを選択可能
デメリット: 外部タスクツールとの直接連携なし
向いている人・向いていない人
CRM(Salesforce・HubSpot)に会議まとめを自動反映したい営業担当 → tl;dv・Fireflies.ai・Otter.ai
3ツールともSalesforceおよびHubSpotへの連携を提供しており、商談会議の内容をCRMに自動記録するワークフローを構築できます(各公式サイトより)。
Asana・Notionなどでプロジェクト管理しているチーム → Fireflies.ai・Notta
Fireflies.aiはAsana・Notionへの直接連携、NottaはNotion・Zapier経由の連携に対応しており、プロジェクト管理ツールとのワークフロー統合に向いています(各公式サイトより)。
会議中に要約をリアルタイム確認しながら議論を進めたいファシリテーター → Otter.ai
OtterPilotが会議進行中にリアルタイムで要約を更新するため、現在の議論の流れを即座に把握しながら会議を進行できます(公式サイトより)。
向かない人・向かないケース
- アクション抽出の精度を100%保証したい場合 — すべてのツールでアクションアイテムの自動抽出精度に関する公式保証値は公開されていません。抽出結果は会議後に必ず人間が確認・修正する前提での運用を推奨します。
- 無料プランでカスタム要約テンプレートを多用したい場合 — tl;dvのカスタムプロンプト(累計10回制限)・Fathomのテンプレート(無料はChronologicalのみ)など、カスタマイズ機能は有料プランで拡張されるケースが多いです。
- Asana・Notion連携を無料プランで使いたい場合 — Fireflies.aiのタスクツール連携は有料プランでの提供が中心です。無料プランでの連携可否は各ツールのヘルプセンターで最新の状況をご確認ください(公式サイトより)。