完全無料で使えるAI文字起こしツール比較【2026年3月更新】
無料プランで使えるAI文字起こしツール6種を、月間利用時間・1回あたりの制限・AI要約の有無など7軸で比較しました。録音時間が無制限のツールと、月数分しか使えないお試し程度のツールで、無料プランの実力には大きな差があります。スマホアプリが必要ならFireflies.aiやOtter.ai、録音時間を重視するならtl;dvやFathomが選択肢として挙がります。
無料プラン7軸比較表
| ツール | 月間利用時間 | 1回上限 | AI要約 | 日本語対応 | 対応会議ツール | スマホアプリ | ファイルUP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| tl;dv | 無制限 ※3ヶ月で自動削除 |
180分 | △ 累計10回 | あり | Zoom / Meet / Teams | なし | △ 3ファイル |
| Fathom | 無制限 ※AI要約は月5回 |
公式未公表 | △ 月5回 | あり | Zoom / Meet / Teams | なし | 非対応 |
| Fireflies.ai | 累計800分 (永久ストレージ上限) |
120分 | 月20クレジット | あり | Zoom / Meet / Teams / Webex | iOS / Android | あり(100MB) |
| Otter.ai | 300分/月 (毎月リセット) |
30分 | リアルタイム | △ 2025年11月〜 | Zoom / Meet / Teams | iOS / Android | △ 生涯3ファイル |
| Notta | 120分/月 | 3分 | △ 月10回 | あり | Zoom / Meet / Teams / Webex | iOS / Android | △ 月3回 |
| LINE WORKS AiNote | 300分/月 | 60分 | 非対応(有料のみ) | あり | Zoom / Meet / Teams / Webex ※リアルタイム録音は有料のみ |
iOS / Android | あり(300MB) |
出典: 各ツール公式サイト・ヘルプセンター(2026年3月時点)
各ツールの特徴
tl;dv
公式ヘルプセンターによると、tl;dvの無料プランは録音時間が無制限で、1回あたり最大180分の会議を記録できます。ただし録音データは3ヶ月後に自動削除されます。AI要約・AIプロンプトなどのAI機能は累計10回まで利用でき、上限に達した後は文字起こしのみ継続して利用可能です。ファイルアップロードは最大3ファイルまで対応しています。スマホアプリは提供されておらず、Chrome拡張機能またはデスクトップアプリでの利用となります。
メリット: 録音時間無制限・Zoomボット非表示
デメリット: スマホアプリなし・データ3ヶ月で削除
Fathom
公式ヘルプセンターによると、Fathomの無料プランは録音時間が無制限です。AI要約機能は月5回まで利用でき、テンプレートはChronologicalのみ選択可能です。38言語の文字起こしに対応しており、日本語もサポートされています。ファイルアップロード機能はなく、オンライン会議のリアルタイム録音のみの対応です。スマホアプリは提供されておらず、MacおよびWindowsのPCのみで利用できます。
メリット: 録音時間無制限・38言語対応
デメリット: AI要約は月5回・ファイルUP非対応
Fireflies.ai
公式サイトによると、Fireflies.aiの無料プランは累計800分の録音ストレージが上限です。1回あたり最大120分、月20 AIクレジットでAI要約などのAI機能を利用できます。100以上の言語に対応しており、Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Webexに対応しています。iOS/AndroidアプリおよびPCから利用でき、ファイルアップロードはMP3・MP4・WAV・M4A形式(最大100MB・150分)に対応しています。
メリット: スマホアプリあり・複数形式UPに対応
デメリット: 累計800分の上限あり
Otter.ai
公式サイトによると、Otter.aiの無料プランは月間300分(毎月リセット)・1回あたり30分が上限です。会議中のリアルタイム要約機能が含まれています。公式ブログによると日本語対応は2025年11月より開始されており、精度の詳細は公式未公表です。iOS/Androidアプリも提供されており、ファイルアップロードは生涯3ファイルまで(最大5GB)対応しています。
メリット: スマホアプリあり・リアルタイム要約
デメリット: 月300分・1回30分の制限
Notta
公式サポートページによると、Nottaの無料プランは月間120分・1回あたり3分が上限です。AI要約機能は月10回まで利用できます。Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Webexに対応し、iOS/Androidアプリも提供されています。ファイルアップロードは月3回まで対応しており、WAV・MP3・MP4など多数の形式をサポートしています。1回3分の制限から、実際の業務会議での継続利用よりも機能確認・試用向けのプランです。
メリット: 多言語・ファイルUP対応
デメリット: 無料プランは1回3分の制限
LINE WORKS AiNote
公式サイトおよび公式ブログによると、LINE WORKS AiNoteの無料プランは月間300分・1回あたり60分が上限です。AI要約機能は有料プランのみの提供です。日本語・英語・中国語・韓国語の文字起こしに対応しており、ファイルアップロードはmp3・m4a・aac・wav形式(最大300MB)に対応しています。無料プランではZoom・Google Meet等のWeb会議へのリアルタイム参加・録音機能は非対応で、有料プランへの移行が必要です。
メリット: ファイルUP上限300MB(最大クラス)
デメリット: AI要約は有料プランのみ
向いている人・向いていない人
録音時間の制限なく使いたい人 → tl;dvまたはFathom
tl;dvとFathomは無料プランで録音時間が無制限です。AI要約機能の利用回数に制限はありますが、文字起こし自体は時間を気にせず利用できます。ただし両ツールともスマホアプリがなく、PC環境が必要です。
スマホで会議を録音・文字起こししたい人 → Fireflies.aiまたはOtter.ai
Fireflies.aiとOtter.aiはiOS/Androidアプリを提供しており、スマホから録音・文字起こしが可能です。Fireflies.aiは1回120分・累計800分まで対応し、Otter.aiは1回30分・月300分の制限があります。
録音済みファイルをアップロードしたい人 → LINE WORKS AiNote
LINE WORKS AiNoteは無料プランで最大300MBのファイルアップロードに対応しており、6ツール中ファイルサイズ上限が最も大きいツールです。すでに手元に録音ファイルがある場合の活用に向いています。
機能の試用・動作確認が目的の人 → Notta
Nottaの無料プランは1回3分の制限があります。まずどのような機能があるか確認したい場合の試用として活用できます。
向かない人・向かないケース
- 業務の主要ツールとして頻繁に使う予定の場合 — 無料プランは利用時間・AI機能ともに制限があります。Nottaは1回3分、Otter.aiは1回30分・月300分と制約が厳しく、頻度の高い業務会議での継続利用には制限が出る可能性があります。有料プランとの比較も検討する価値があります。
- スマホのみでの利用を前提にする場合 — tl;dvとFathomはスマホアプリを提供していないため、PC環境が用意できない場合はこの2ツールは選択肢から外れます。
- AI要約を毎回・制限なく使いたい場合 — 無料プランのAI要約機能はすべてのツールで利用回数に上限があります(tl;dv: 累計10回、Fathom: 月5回、Notta: 月10回など)。毎回AI要約が必要な用途では、有料プランの検討が現実的です。
3行結論
- 録音時間を最大化したい場合は、時間無制限のtl;dv(PC限定・データ3ヶ月保存)またはFathom(PC限定)が選択肢となります。
- スマホで手軽に使いたい場合は、アプリが充実しているFireflies.ai(累計800分・1回120分)またはOtter.ai(月300分・1回30分)が候補として挙がります。
- AI要約は不要で録音ファイルを文字起こししたい場合は、ファイル上限300MBで6ツール中最大のLINE WORKS AiNoteが参考になります。